2020 年総括、のようなもの
目の前の仕事に追われて、気がつけばもう大晦日。今年も今日が最終日ということで、2020 年の振り返りをしてみたいと思います。
今年 2020 年は、改めて言うまでもないことですが新型コロナウイルスの影響を大きく受け、言ってみれば新型コロナウイルスに始まり、新型コロナウイルスに振り回され続けた一年だったかと思います。
中国の武漢で新型ウイルスが発見されたというニュースに最初に触れたのがいつだったのか、正確には覚えていません。米国 NBC のインターネットニュースだったでしょうか? 対岸の火事のように思っていたものがあれよあれよという間に国際問題から国内問題へと変わり、仕事も生活もそのあおりを受けて一変することとなりました。
様々なイベントや仕事の打ち合わせ等がキャンセルになって行き、先の見えない中で始まった春。緊急事態宣言で一変する街の風景。
個人的にはその後、4月から7月にかけては東京都北区の臨時経営アドバイザーとしてセーフティーネット保証の審査に携わったりと、中小企業診断士という立場から新型コロナウイルスに立ち向かうことになりました。経営に大変なダメージを受けた中小事業者の皆様に対して直接、少しはお役に立てる役割が果たせたのではないかと思えることは、中小企業診断士冥利に尽きます。
7月以降は、同じく中小企業診断士として活躍されている先輩から仕事のご紹介を受け、某所にて DX(デジタルトランスフォーメーション)や働き方改革に関するプロジェクトに関わるようになりました(現在でもその案件は継続中です)。
振り返ってみると、目の前のタスクや仕事に追われながらも、新型コロナウイルスの脅威がいつ去るのか首を長くして待っているような状態で。本来なら長い一年のはずが、本当にあっという間に過ぎて行った気がします。
新型コロナウイルスを克服し平和な日常が戻ってくるには「治療法の確立」と「ワクチンの普及」という二本柱が重要だと考えているのですが、ワクチンの開発はおそらく来年の春ぐらいにならないと目処が立たないでしょう。それまでは何とかだましだまし新型コロナウイルスと付き合っていくしかありません。
まだまだ先の見えない状況ではありますが、自分ができることに精一杯向き合い、日々の時間を有効活用して生きていくこと。それしかないのかなと思っています。
おそらく今年 2020 年は、「新型コロナウイルスの年」として記憶されて行くことになるのでしょう。2011 年が東日本大震災の年として記憶に新しいように。
今日は、東京都内の一日の新型コロナウイルス新規感染者が 1,300 人を超えたというニュースが入ってきました。
まだまだ予断を許さない状況の下、不安な気持ちを抱えたまま暮れていくのが 2020 年なのかと、大晦日の夕方に考えています。
2021 年がどんな一年になるのか、今はまだ先の見えない状態ですが、皆様どうぞ良いお年をお迎えください。